
不動産を購入するときに、契約の流れと何が必要なのか気になりますよね。
購入を検討する前に知っておくと、契約当日に慌てることがないですし、資金計画もできるかと思います。
さらに、不動産の知識が少ないお客さんに、専門用語をバンバン出して営業マンは説明しがちです。、理解が出来ないまま契約してしまうのはとても危険だと思います。
この記事では、一般的な
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不動産を契約の流れ
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準備しなければならない書類とお金
について説明をします。
追記として住宅ローン申し込みに必要な書類も掲載しました。
この記事を読むと、売買契約の予備知識が付くはずです。事前に知っておけば慌てることなる契約が出来ますよ。参考にしてください。
- 買付証明書に記名・捺印
- あれば住宅ローンの審査と申し込み
- 契約内容の確定
- 重要事項の説明と記名・押印
- 契約書の説明と記名・押印
- お金のやり取り
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買付証明書に記名・押印
購入したい物件が決まったら、「買付証明書」に記名・押印します。不動産屋は物件の販売を中断し、売主に交渉を開始します。
物件を即決したい場合には、ハンコを持参してください。
住宅ローンの審査
住宅ローンを利用したい場合には、売主との交渉している間に仮審査を申し込みます。
年収と頭金の金額を提示して、簡単な審査を行います。4日ほどで結果が通知され、通れば本審査へ進み、詳しく審査されます。
仮審査は買付証明書に記載する前に済ませるケースもあります。スケジュールを確認しましょう。
契約のために準備するもの
不動産屋は、契約に向けて売主や銀行と調整し、契約書類を作成します。その間に、必要な書類とお金を準備しましょう。
書類とお金
- ハンコ(実印か認印かは要確認)
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・健康保険証など)
- 代理人が契約する場合、委任状・代理人の実印と印鑑証明書と本人確認資料
- 収入印紙
- 手付金
- 必要があれば仲介手数料
ハンコは実印か認印でも大丈夫かは、不動産屋によって対応が異なります。確認をしましょう。ちなみにたふきの不動産屋は実印でした。
実印ですと印鑑証明書も必要になってきます。連名で契約する場合には連名分を用意をしましょう。
契約時に必要な書類は、不動産屋が指定をしてきます。確認をしましょう。
収入印紙の額
不動産売買契約書は、印紙税法という法律で「課税文書」と定められており、作成すれば国に税金を納めなければなりません。
金額は以下のとおりです。(一部抜粋 2021.10現在)
- 売買金額 500万円を超え1千万円以下のもの ・・ 5,000円
- 売買金額 1千万円を超え5千万円以下のもの ・・10,000円
- 売買金額 5千万円を超え1億円以下のもの ・・30,000円
- 売買金額 1億円を超え 5億円以下のもの ・・60,000円
郵便局で販売しています。切手と間違えないように気を付けましょう。
たふきの店舗では印紙のストックがあり、契約日に現金と引き換えでお客様にお渡ししていました。
手付金とは
手付金の相場は売買代金の5~10%で、売買代金の一部となります。手付金には3つの意味があり、民法で定められています。
証約手付
売買契約時に買主が売主に支払い、契約が成立したことの証拠となります。「証約手付」と言います。
解約手付
契約の相手方が、契約に向かって動き出すまでに
- 買主は手付金を放棄して
- 売主は手付金の2倍を買主に渡して
契約をないものにするお金を「解約手付」と言います。売主・買主双方が納得の上で、損害賠償金なしで、自己都合で契約を解除出来ます。
違約手付
買主か売主のどちらが契約に向かって動かなかった場合、手付金を契約違反金として、損害賠償とは別に、相手方に没収されると定めることがあります。これを「違約手付」と言います。
契約する
いよいよ、契約日です。不動産屋が指定した場所へ向かいましょう。
売主側が異なる不動産屋の場合、売主側の不動産屋へ行くこともあります。住宅ローン利用の場合には銀行で契約をすることもあります。売買契約後にローンの契約をするからです。
また、売主が都合がつかない・契約内容を承知している場合、売主が同席しないケースがあります。実は、売主が面倒くさいと思っているんです。次にお話する「重要事項の説明」の時間がかかるからです。
重要事項の説明を聞いて記名・押印
まず、書類の確認・本人確認をします。
その後、「重要事項の説明」に入ります。1時間ほどかかりますので、お手洗いは済ませて下さいね。
重要事項の説明とは、これから契約する物件に関する説明のことです。

一部抜粋 引用・出典元:公益財団法人 全国宅地建物取引業協会連合会
重要事項の説明は、宅地建物取引士(宅建士)が行います。宅建士証(免許証のようなもの)が提示されますので、確認をしましょう。
この説明は、「宅建士が買主に対して行う」説明なので、売主が同席しないケースほとんどです。長いですからねー。
分からないことがあれば、その都度質問をしましょう。どんな些細なことでも構いません。内容が確認出来れば、記名・押印をします。
重要事項の説明に納得が出来なければ、契約をやめても大丈夫です。ごく稀ですがいましたよ。
契約の内容を確認して記名・押印
契約書には、物件の場所や構造・売買価格・支払い方法・引き渡し時期・契約違反の場合・特別な約束(特約事項)が記載されています。売買するための約束事ですね
特約事項には以下の例があります。契約によって内容はさまざまです。
- 物件の引き渡し状態(今のまま・リフォームについてなど)
- 引き渡し後の修理(瑕疵担保責任)ついて(どちらが責任を負うのか・免責か)
- 住宅ローンについて(融資利用特約)
- 買主の住宅ローンが通ったら・売主のローンが消たらなどの、契約が成立するための条件を付けた(停止条件)

一部抜粋 引用・出典元:公益財団法人 全国宅地建物取引業協会連合会
内容が確認出来れば、印紙を貼り割印をします。そして記名・押印をします。売主も同様です。売主が同席しない場合は、契約の事前または事後に行います。
お金のやり取り
手付金を預けて「受領書」を受け取ります。そして残金支払い・引き渡しが終了するまで、売主または不動産屋が保管します。小切手も可能です。
不動産屋によっては、仲介手数料の半額を支払います。引き渡し後に一括など仲介手数料の支払い時期はさまざまですので、確認をしましょう。
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まとめ
不動産売買契約の流れがイメージ出来ましたか?不動産屋と確認して契約を進めていきましょう。
また、それぞれのシーンで必要なものをまとめましたので参考にして下さい。
契約までの流れまとめ
- 買付証明書に記名・押印
- あれば住宅ローンの審査と申込
- 契約が正式に決定
- 重要事項の説明・記名・押印
- 契約書の説明・記名押印
- お金のやり取り
買付証明書に必要なもの
- 認印
売買契約に必要なもの
- ハンコ(実印か認印かは要確認)
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・健康保険証)
- 代理人が契約する場合、委任状・代理人の実印と印鑑証明書と本人確認資料
- 収入印紙
- 手付金(現金・小切手)
- 必要があれば仲介手数料の半金
(参考)住宅ローン審査・契約に必要なもの
- 実印
- 購入物件の契約書一式
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・健康保険証)
- 住民票
- 印鑑証明書
- 源泉徴収票・確定申告書の控えなど収入のわかるもの
- 収入印紙(一部抜粋)
借入金額が500万円を超え1千万円以下・・10,000円
借入金額が1千万円を超え5千万円以下・・20,000円
借入金額が5千万円を超え1億円以下 ・・60,000円
※住宅ローン契約は「金銭消費貸借契約」と言い、課税文書です。